健全で安心な塗装業界であるために

お客さまからあまり良くない塗装業者のお話をお聞きすることがあります。私たちは、健全でお客さまに安心していただける塗装業界を目指しています。もし今、業者の選定に悩んでいたり、お見積り中のお客さまには、ぜひ以下の点をご確認いただければと思います。

ありえない広さの家がサンプルのパック商品

シリコン塗料で「480,000円！」と格安価格を提案している会社があります。しかし中身を見てみるとその広さは「82㎡～99㎡」「延床面積30坪」などありえない広さの家が基準になっています。大阪市の平均的な住まいは建坪23坪、外壁面積はおよそ「180㎡」です。普通の家の半分程度の広さの家を基準にした見せかけだけの格安提案にご注意ください。

見積項目がほとんど一式になっている

塗装の作業は現場実測、雨樋や窓の養生、足場設置、下地塗装、本塗装、乾燥など、非常に細かな工程管理が必要となります。キチンとした工程管理には、事前の詳細見積もりがとても大切です。担当する職人さんと工事内容を確認し、ミスが起こらないように見積もり段階からしっかりとした検討が必要です。

大量工事で塗料代の仕入れが安いとうたっている

白鳳は、官公庁や大手ゼネコンさまの工事を多く請け負っており、近畿でも比較的多くの塗料を仕入れている会社です。しかしながら、1件当たり数十万円も価格を安くできるほどの安さで仕入れることはできません。塗装工事の内訳の多くは「作業代金」です。安さをうたう会社は工期が短く、良い職人さんもおらず注意が必要です。

工事経験のない営業パーソンにご注意を

営業パーソンの多くは塗装工事の事を詳しく知りません。ほとんどの場合、下請け業者さん任せで現場に応じた的確な提案ができる人は一握りです。また下請け職人さんも、どうしても発注先業者さんの意見を優先する事が多く、お客さまにとってベストな提案になっていないことが多くなってしまいます。

施工実績がやたら多すぎる会社さん

「施工件数、25,000件！」などの表記をよく目にします。創業30年、社員数15名の会社と仮定しますと、一人当たり年に60棟以上の住まいの現場管理をやり続けることになります。常識で考えてありえない数字です。私たちはそのような販売方法を健全とは考えていません。