タイルについて
2023年12月22日
今回は、マンションの外壁に貼ってある一般的なタイルについてです。
概ね以下の4種類になります。
・45角平 縦横の長さが45mm×45mm
・小口平 横の長さ108mm×縦の長さ60mm
・45二丁掛け 横の長さが90mm×縦の長さが45mm
一番多く用いられるタイルです。下のタイルは、モザイクタイルと呼ばれ、3種類のタイルで構成されております。勿論1種類の45二丁掛けもございます。
・二丁掛け 横の長さ227mm×縦の長さ60mm
上の45二丁掛けタイルの3枚分になります。
・ボーダータイル 横の長さ225mm×縦の長さ30mm
マンションのエントランス部分で良く見かけます。
まとめますと、下の図になります。
外壁に貼っているタイルについては、毎年5000種類のタイルが新しく世に出て来て、毎年5000種類のタイルが廃番になっていってるようです。
新築の竣工時に、5㎡(1000枚)~10㎡(2000枚)の在庫を残して置くと次の改修工事の際に使用することができます。
在庫タイルを残していない場合は、既存に近いタイル(近似タイル)を探し、タイルの貼り換え等を致しますが、タイルの貼り換えをした部分は若干の色の差がでます。
それを軽減させるためにあるのが、モザイクタイルです。
モザイクタイルの場合には、かなり色の近いタイルを探す事が出来き、1色タイルよりも目立たないという特徴があります。
タイルは、新たに窯で焼くという事も出来ます。分譲マンション等ではよくある事ですが、タイルを焼くロット(タイルの最低発注枚数)が、1万枚になります。
タイルを窯で焼くと同じも色のものなどができるというメリットもあります。
価格は、最低でも80万円以上になります。
タイルを焼く期間も、3か月弱はかかると言われています。
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